忍者ブログ
お気に入りのものや経済情報を紹介
[PR]
2017.07.22Saturday
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『売上向上の必勝パターン!』v 林田力 記者wikiレビュー
2012.06.09Saturday
脇田勝利『売上向上の必勝パターン!~「売り上げを科学」して、あなたの会社にしかできない“勝利の法則"を創る~』(ごま書房新社)は経営コンサルタントが売上を向上させる必勝パターンをまとめたビジネス書である。どの企業も売上向上に努力しているはずであるが、全ての企業が期待通りの成果を得る訳ではない。ガムシャラに頑張るだけでは成長しない。

日本では頑張ってチャレンジすることを評価し、無理と即答した人を「挑戦してもいないのに無理と言うな」と非難する精神論が根強い(林田力「『家政婦のミタ』『専業 主婦探偵』ガンバリズム否定の労働者像」リアルライブ2011年12月27日)。その種の特殊日本的なガンバリズムとは一線を画している。

タイトルに売上向上と銘打っているが、『売上向上の必勝パターン!』では単に売上さえ向上すればいいとは考えていない。著者がコンサルティングしたクライアント企業の失敗事例が考えさせられる。そこでは売上が2週間で2.5倍に向上したが、2ヶ月後にリバウンドしてしまった。

理由は売上が激増した結果、社長が激務になり、体調を崩してストレスを抱えて、社員との喧嘩が始まり、社員が辞めてしまったためである。これは社長の夢が明確ではなく、社長の夢と売上がリンクされていなかったことが原因と分析する(53頁)。金儲け第一の市場原理主義ではないところに好感が持てる。

『売上向上の必勝パターン!』はガンバリズムを排除して科学的な売上向上を目指すが、トヨタ的なQC活動には消極的である。経営資源に余裕のある大企業ならば問題ないが、そうでなければ現場が消耗してしまうとする(142頁)。わざわざ難しいことにチャレンジするというよりも、最短距離での売上向上を志向する。
http://hayariki.jakou.com/4/36.htm

『売上向上の必勝パターン!』は顧客とのコミュニケーションを重視する。林田力は東急不動産(販売代理:東急リバブル)から新築マンションをだまし売りされ、裁判で売買代金を取り戻した経験がある。林田力が消費者契約法による契約取り消しを選択した理由は「売ったら売りっぱなし」という不誠実さを感じたところにある(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社)。ここに企業体質の差を実感するとともに、契約取り消しの正しさを再確認した。(林田力)
PR
COMMENT
NAME:
TITLE:
URL:

PASS:
HOME  59 58 57 56 55 54 53 52 51 50 49 
カレンダー
06 2017/07 08
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
最新CM
最新TB
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者ブログ [PR]

Design by sky & Lenny